胎動が少ない?気になる4つの原因と安心するための対処法8選

妊娠中

妊娠中の胎動は、赤ちゃんが元気である証として妊婦さんにとって大きな安心材料です。

しかし、「今日は胎動が感じられない」と不安になることもあるでしょう。

本記事では、胎動を初めて感じたときの体験談を交えながら、胎動が感じられないときの原因や対処法、さらに日頃から安心して過ごすためのポイントについて詳しく解説します。

胎動を感じる時期はいつから?

胎動は、妊娠16週~25週の間に感じるようになることが一般的です。

初めての妊娠では、20週前後に感じ始めることが多く、経産婦さんはもう少し早い段階で感じることもあります。

胎動を感じるタイミングや強さは、赤ちゃんの成長や位置、妊婦さんの体質によっても異なるため、一概に「この時期に絶対に感じる」というわけではありません。

私の体験談:初めて胎動を感じたとき

私が初めて胎動を感じたのは、妊娠18週目の頃でした。

  • 最初は「お腹がポコポコする?」というような軽い感覚でした。
  • まるでお腹の中で小さな泡がはじけるような、くすぐったいような感覚でした。
  • 20週を過ぎると、より明確に感じるようになり、特に夜やリラックスしているときに胎動をよく感じました。
  • 横になって休んでいるときや、お腹をさすっているときに動きを感じることが多かったです。
  • 胎動が感じられないなと思ったときは、安静にしてリラックスすると、再び動きを感じることがありました。
  • お腹が大きくなるにつれて胎動も激しくなっていきました。

この経験から、胎動は少しずつ強くなっていくものだと実感し、焦らずに赤ちゃんの成長を見守ることが大切だと感じました。

胎動が感じられない原因とは?

胎動が一時的に感じられない場合、すぐに心配しすぎる必要はありません。

以下のような原因が考えられます。

1. 赤ちゃんの位置の変化

胎児の位置が変わることで、胎動が感じにくくなることがあります。特に赤ちゃんが背中を外側に向けていると、胎動が感じにくくなる場合があります。

2. 妊婦さんの体の状態

妊婦さんが疲れていたり、体調が優れない時は、胎動を感じにくくなることがあります。また、ストレスや睡眠不足も影響を与えることがあります。

3. 胎動のリズムの違い

赤ちゃんも日によって活動量が異なります。例えば、前日たくさん動いていた場合、その翌日は少しお休みしていることもあります。また、赤ちゃんが寝ている間は胎動が少ないか、感じられないこともあるため、長時間感じない場合でも一度様子を見てみることが大切です。

4. 羊水の量や胎盤の位置

羊水の量が多い場合や、前置胎盤(胎盤が子宮の前方にある状態)の場合は、胎動が感じにくいことがあります。これは、赤ちゃんの動きが羊水や胎盤に吸収されてしまうためです。こうした状態が確認されている場合は、胎動が少なく感じられることをあらかじめ理解しておくと良いでしょう。

胎動が感じられない時の対処法

もし胎動がしばらく感じられないときは、次の対処法を試してみてください。

1. リラックスして休息を取る

胎動が感じられない時は、まずリラックスして座ったり横になったりしましょう。妊婦さんがリラックスしている状態で、お腹に意識を集中させると、普段よりも胎動を感じやすくなることがあります。特に仰向けになって横になると、お腹の動きが感じやすいと言われています。

2. 甘いものや冷たい飲み物を摂取してみる

赤ちゃんは、甘いものや冷たい飲み物に反応して動くことがよくあります。フルーツジュースや少し冷たい水などを飲んでみると、赤ちゃんが活発になることがあるので、試してみる価値があります。

3. 少し体を動かしてみる

軽い運動やウォーキングをすることで、赤ちゃんが目を覚まして動き出すこともあります。無理のない範囲で少し体を動かしてみると、胎動を感じやすくなるかもしれません。

4. 胎動カウントを行う

妊娠後期に入ると、胎動カウント(赤ちゃんが10回動くのにかかる時間を計る方法)をすることが推奨されます。通常、1時間以内に10回の胎動が感じられれば問題ないと言われていますが、2時間以上かかる場合は医師に相談することをお勧めします。

胎動を安心して感じるための習慣

胎動を日頃からしっかり感じ、安心して過ごすために次の習慣を取り入れてみましょう。

1. 胎動のリズムを記録する

毎日一定の時間帯に胎動をカウントし、赤ちゃんの活動のリズムを知ることで、普段との違いに気づきやすくなります。

2. 定期的な健診で胎盤や羊水の状態を確認する

妊婦健診では、胎盤の位置や羊水の量を確認することができます。胎動が感じにくいときの要因を知っておくことで、不安を軽減できます。

3. リラックスする時間を持つ

ストレスや疲労が溜まると胎動を感じにくくなることがあります。毎日ゆっくりと休息を取り、リラックスする時間を意識的に作りましょう。

4. パートナーや家族と胎動を共有する

胎動を感じたら、パートナーや家族にも伝えることで安心感が増し、赤ちゃんとのつながりを実感できます。

胎動が感じられない時に医師に相談すべきタイミング

胎動が感じられないときでも、多くの場合は赤ちゃんが休んでいたり、位置が変わっているだけで大きな問題ではないことがほとんどです。

ただし、次のような場合には、すぐに医師に連絡することが大切です。

  • 24時間以上胎動が全く感じられない
  • 通常と比べて明らかに胎動が減った
  • 急にお腹の張りや痛みを伴う
  • 不安が強く、いつもと違うと感じる

妊娠中の変化に敏感になるのは自然なことですが、心配な場合は自己判断をせず、専門家に相談することで安心できることが多いです。

胎動に関するよくある質問

Q1: 胎動が感じられる時間帯はいつが多いですか?
A. 胎動は夜間や、妊婦さんがリラックスしている時に感じやすいことが多いです。日中の活動中は感じにくいこともあります。

Q2: 胎動が弱いと赤ちゃんが元気じゃないのでしょうか?
A. 胎動の強さや頻度には個人差があります。赤ちゃんの位置や活動のリズムによって感じ方が変わるため、弱いからといって必ずしも問題があるわけではありません。

まとめ

胎動が感じられなくなると不安になりますが、多くの場合は赤ちゃんの位置やリズムの変化が原因です。

焦らずにリラックスしながら様子を見ましょう。


また、胎動の記録や健診の活用など、日頃から安心できる習慣を取り入れることも大切です。

もし不安が続く場合は、自己判断せずに医師に相談することで安心してマタニティライフを過ごせるでしょう。

妊娠中の変化を楽しみながら、赤ちゃんとの時間を大切に過ごしてください。

タイトルとURLをコピーしました