「そろそろ胎動感じるかな?」
妊娠中期に入ると、多くの妊婦さんが気になり始めるのが「胎動」です。お腹の赤ちゃんが元気に動いている証として、胎動を感じられるとホッと安心できますよね。
でも、「いつから感じるのが普通?」「まだ感じないけど大丈夫?」「これって胎動なの?」と、不安や疑問が出てくる方も多いはず。
実は、私も初めての妊娠で「これが胎動?」と戸惑った経験があります。
この記事では、胎動が始まる一般的な時期や、感じ方の違い、私自身が感じた週数や体験談も交えて、わかりやすく解説します。
9割の妊婦さんが感じた時期や、感じないときの対処法まで詳しくまとめているので、ぜひ最後まで読んで安心してくださいね。
胎動はいつから始まる?目安を知ろう
胎動は妊娠何週から始まるの?
胎動は、おなかの赤ちゃんが元気に動いているサインです。「いつから感じるのか」と気になる方も多いですよね。
一般的に、胎動は妊娠16週から20週ごろに感じ始める方が多いとされています。特に初めての妊娠では、20週前後が目安になることが多いです。理由として、初産婦さんはおなかの中の変化に慣れておらず、小さな動きを見逃しやすいためです。
一方、2人目以降の妊娠の場合は、胎動の感覚がわかっているため、16週ごろから感じることもあります。
また、胎動がわかる時期は以下のような点でも異なってきます。
- お母さんの体型:やせている方は感じやすい傾向があります
- 胎盤の位置:前側にあると胎動を感じにくい場合があります
- 赤ちゃんの動きの強さ:よく動く赤ちゃんは早く感じやすいです
このように、胎動が始まる週には目安がありますが、必ずしも全員が同じとは限りません。不安な場合は、遠慮せずに産婦人科の先生に相談するようにしましょう。
胎動を感じる時期は人それぞれ
胎動を感じ始める時期は「〇週」とはっきり決まっているわけではなく、人によって大きく差があります。これが大切なポイントです。
実際に出産を経験したママたちに聞くと、胎動を感じた時期はバラバラでした。多くの人が18〜20週ごろに感じたと答えていますが、中には16週や22週という声も少なくありません。
胎動の感じ方が違う理由はさまざまです。
- 妊娠回数の違い(初めてかどうか)
- 赤ちゃんの個性(元気に動くタイプかどうか)
- お母さんの感覚のちがい
- 子宮や胎盤の位置
これらが関係しているため、「自分だけまだ感じない」と心配しすぎなくても大丈夫です。
また、最初は「おなかの中で泡がはじけたような感覚」や「腸が動いているような感じ」など、胎動とはっきりわからないことも多いです。はじめは少しの違和感だったものが、次第に「これは胎動だ」と確信に変わっていきます。
大事なのは、焦らず自分のペースで赤ちゃんとのつながりを感じることです。不安な時は、ひとりで悩まず、妊婦健診のときに医師や助産師さんに相談してみてくださいね。
胎動はいつから強く感じるようになる?
初ママはいつから気づくことが多い?
初めて赤ちゃんを授かった方は、「胎動に気づくのが遅くて大丈夫かな?」と不安になることがあります。しかし、胎動がはっきりとわかるようになるのは、妊娠20週を過ぎてからが一般的です。
その理由は、初めての妊娠では体の変化に慣れていないため、小さな動きを胎動と認識しにくいからです。最初の胎動は、以下のようなやさしい感覚として現れることが多いです。
- おなかの中で「ポコッ」と軽く押されたような感じ
- シャボン玉がはじけたような感覚
- 風船が小さくふるえたような動き
これらは最初、腸の動きと間違える方も少なくありません。ですが、20週を過ぎるころから、赤ちゃんの成長とともに動きが強くなり、「これが胎動なんだ」とはっきりわかるようになります。
安心していただきたいのは、胎動の感じ方に正解はないということです。周りと比べる必要はありませんし、まだ感じないからといって問題があるわけでもありません。
心配な場合は、妊婦健診で医師に相談することで安心できますよ。
経産婦は胎動にいつから気づく?
2人目以降の妊娠では、胎動に気づくのが早い傾向があります。これは、すでに赤ちゃんの動きがどういうものかを知っているため、小さな変化にも敏感になっているからです。
多くの経産婦さんは、妊娠16週ごろから胎動を感じ始め、18週ごろにははっきりわかるようになるケースが多く見られます。
具体的には以下のような感覚です。
- 小さな振動が「トントン」と伝わる
- おなかの中で生き物が動いている感じがする
- 同じ時間帯に動くことが多く、リズムがある
また、2人目以降の妊娠ではおなかの筋肉がゆるんでいるため、赤ちゃんの動きがより直接的に伝わるという特徴もあります。
ただし、**すべての経産婦が必ず早く感じるわけではありません。**胎盤の位置や赤ちゃんの性格によって、感じ方には個人差があります。
「前回よりも遅い気がする」「今回はあまり動かないかも」と感じたときは、遠慮せずに病院で相談してみてください。早めに確認することで安心できますし、何かあった場合もすぐに対応してもらえますよ。
私が胎動を感じたのは妊娠18週目!
初めての胎動は「ポコッ」とした感覚
私が初めて胎動を感じたのは、妊娠18週目のことでした。お風呂で湯船に浸かっていたときに、おなかの中で「ポコッ」と小さな空気がはじけたような感覚がありました。
そのときは、「ん?今のは腸が動いただけかな?」と半信半疑でした。でも何度か同じような感覚があって、「これは赤ちゃんが動いているんだ!」と気づいたのです。
最初の胎動はとても小さく、こんな感覚でした。
- しゃぼん玉がはじけるような音のしない刺激
- 手で触れてもわからないくらいの軽さ
- おなかの奥の方でトントンと小さくノックされる感じ
特に寝ているときや、静かに座っているときに気づきやすかったです。動いているときは気づかないことも多いので、リラックスしているときに集中してみると感じやすくなります。
胎動に気づいた瞬間、「本当におなかの中に赤ちゃんがいるんだな」と実感し、うれしさがこみ上げてきました。今でもあの感覚は忘れられません。
胎動がわかると毎日が楽しみに
胎動がわかるようになると、**妊娠生活がもっと楽しくなります。**私は18週目からはっきりと感じるようになり、それから毎日赤ちゃんの動きを意識するのが日課になりました。
なぜなら、赤ちゃんが元気に動いていると、「今日も元気なんだな」と安心できるからです。胎動は、ママにとっておなかの中の赤ちゃんとつながれる大事なサインなのです。
毎日の生活でも、こんな風に楽しみが増えました。
- 夜寝る前におなかをなでながら「今日もありがとう」と話しかける
- 赤ちゃんがよく動く時間帯を観察するのが楽しみになる
- 動きを感じるたびに、パパと喜びを分かち合える
胎動を感じることで、赤ちゃんとの距離がグッと近くなった気がしました。それまでは「本当に育っているのかな?」という不安もありましたが、動きを感じられるようになると、その不安が少しずつ消えていったのです。
これから赤ちゃんがもっと大きくなるにつれて、胎動もどんどん強くなっていきます。それもまた、成長を感じられる喜びのひとつです。
胎動がいつからないと心配?
感じなくてもまだ大丈夫な週数
「周りの人は胎動を感じているのに、自分はまだ…」と心配になることがありますよね。でもご安心ください。妊娠20週までは胎動を感じなくても問題ないことが多いです。
一般的に、胎動をはっきりと感じ始める時期は以下の通りです。
- 初めての妊娠の場合:20週前後
- 2人目以降の妊娠の場合:16〜18週ごろ
特に初産婦さんは、赤ちゃんの動きに気づくのが遅れることもよくあります。それは、おなかの中の変化に慣れていないことや、胎動の感覚が腸の動きなどと似ているためです。
また、以下のような条件によっても感じ方に差が出ます。
- 胎盤の位置:前側にあると胎動を感じにくい傾向があります
- 赤ちゃんの性格:おとなしいタイプの子は動きが少ないこともあります
- お母さんの体の状態:疲れていたり忙しかったりすると気づきにくいことも
このように、胎動の感じ方には個人差がありますので、**妊娠20週ごろまでは焦らず待ってみましょう。**それでも不安な場合は、妊婦健診の際に医師に相談してみると安心です。
胎動を感じないときのチェック方法
妊娠中期以降、普段は感じていた胎動が「今日は少ない」「まったくない」と思ったとき、不安になりますよね。そんなときは、落ち着いて赤ちゃんの様子を確かめることが大切です。
まず試していただきたいのは、以下の方法です。
- 静かに横になる(特に左向きが効果的)
- 甘い飲み物や食べ物をとってみる(赤ちゃんが元気になることがあります)
- おなかをやさしくなでたり、声をかけたりする
- 30分〜1時間、じっくり赤ちゃんの動きに集中してみる
多くの場合、リラックスして赤ちゃんに意識を向けると、ポコポコと動いてくれることがあります。動きを感じられたら、ひとまず安心です。
ただし、以下のようなときはすぐに病院に連絡してください。
- いつもより胎動が極端に少ない、またはまったくない
- 1時間以上静かにしていても全く動かない
- 胎動がだんだん弱くなってきた気がする
赤ちゃんはおなかの中で眠っている時間もあるため、一時的に胎動を感じないのはよくあることです。でも、「いつもと違う」と感じたときは、迷わず受診することが赤ちゃんを守ることにつながります。
ご自身の直感も大切にしてくださいね。ママが安心して過ごすことが、赤ちゃんにとっても何よりの環境になります。
胎動をいつから記録する?おすすめの方法
アプリやノートで簡単に管理しよう
胎動の記録は、赤ちゃんの元気な様子を確認するための大切な手がかりになります。「いつから始めたらいいの?」と迷う方もいらっしゃると思いますが、目安としては妊娠28週ごろから始めるのがよいとされています。
この時期になると胎動が安定してきて、1日に何度も動きを感じられるようになります。そこで役立つのが、記録をつける習慣です。
方法はとてもかんたんで、次のようなものがあります。
- 紙のノートや育児手帳に書きこむ
→ 日時・回数・気づいたことをメモしておくと安心 - 胎動記録用の専用アプリを使う
→ タップするだけでカウントできるので、時間も記録できます - カレンダーやメモ帳に簡単に印をつけるだけでもOK
特に初めての妊娠の場合、「昨日より少ない?」「時間が変わった?」と感じたときに、記録があるとすぐに比べられて安心できます。
記録の目的は、赤ちゃんの変化に気づくことです。無理なく続けられる方法を選び、毎日の習慣にしてみてください。
胎動カウントの始め方と注意点
胎動カウントとは、赤ちゃんが10回動くのにかかる時間をはかる方法です。妊娠後期になると、胎動のパターンが安定してくるため、これを目安にすることで赤ちゃんの体調をチェックできます。
始める時期の目安は、妊娠28週ごろです。このころから、医師や助産師さんから「そろそろカウントを始めましょう」と言われることもあります。
胎動カウントの方法はとてもシンプルです。
- 赤ちゃんが動きやすい時間帯(夜や食後など)におこなう
- 静かに座るか、左向きに寝て赤ちゃんの動きに集中する
- 「1回、2回…」と動いた数を数える(同じような動きが連続するのは1回とカウント)
- 10回動くのにかかった時間を記録する
多くの場合、30分〜1時間以内に10回程度の胎動があると正常とされています。ただし、毎日の赤ちゃんの動き方には個人差があるので、自分の赤ちゃんのいつものリズムを知っておくことが大切です。
注意していただきたいのは、次のような場合です。
- 胎動が極端に少ない日が続く
- いつもより明らかに弱く、動きがにぶいと感じる
- カウントしても1時間以上たっても10回に満たない
このようなときは、念のため病院へ連絡することをおすすめします。赤ちゃんは寝ていることもあるので、一度だけで判断せず、まずは落ち着いて様子を見てみましょう。
胎動カウントは、赤ちゃんとママをつなぐ大切な習慣です。気負わず、自分に合ったペースで取り入れていってくださいね。
まとめ|胎動はいつから?安心して待とう
焦らず自分のペースで感じよう
胎動がいつ始まるのか気になる気持ちは、とてもよくわかります。けれども、感じる時期には個人差があり、焦る必要はまったくありません。
理由としては、胎動の感じ方にはいくつかの違いがあるからです。
- 初めての妊娠かどうか
→ 初産の方は胎動に気づくのが少し遅めです - 胎盤の位置や赤ちゃんの性格
→ 胎盤が前側にあると、動きを感じにくいこともあります - お母さんの体調や生活のリズム
→ 忙しくしていると、小さな動きに気づきにくい場合があります
このように、それぞれの体や状況によって感じるタイミングは異なります。妊娠20週ごろまでに感じ始める方が多いですが、それより少し遅くても心配しすぎなくて大丈夫です。
むしろ、リラックスして過ごすことが、赤ちゃんにとっても良い環境になります。赤ちゃんの成長を信じて、自分らしいペースで胎動を待ってみましょう。
不安な時は遠慮せずに相談しよう
胎動がなかなか感じられなかったり、いつもと違う気がしたりすると、不安になってしまいますよね。そんなときは、一人で悩まず、すぐに相談することがとても大切です。
心配をそのままにしておくと、不安ばかりがふくらんでしまいます。医師や助産師さんに相談することで、ほとんどの場合は「大丈夫」と安心できる答えがもらえるでしょう。
こんなときには、迷わず病院に連絡してみてください。
- 胎動がいつもより極端に少ない、または全くない
- 弱くなってきた気がして、不安が強まる
- 妊娠20週を過ぎても胎動を全く感じない
また、相談先は必ずしも病院でなくても構いません。
- 妊婦健診のときに助産師さんに聞いてみる
- 市の保健センターに電話で相談する
- 育児経験のある家族や友人に話してみる
誰かに話すだけでも心が軽くなり、不安な気持ちがやわらぐこともあります。お母さん自身が安心して過ごすことが、赤ちゃんにとって一番の栄養です。
遠慮せず、気になることはどんどん聞いてみましょう。妊娠中は特別な時期ですから、支えてくれる人を頼って良いのです。